写真を始めて変わったこと
自分の視野が周囲に広がった
結論から申し上げると、
写真を趣味に持ったことで、普段何も考えずに見ていた周囲の景色が大幅に変わりました。道端にある木の実や木漏れ日、風に揺れる木々や花の美しさに小さな感動を覚えるようになりました。
また、空に目を向けると、日によって深い青だったり、霞んだ青だったりと日々変化していることに気が付きました。また、特定の季節の特定の時間には空が赤と紫に染まることを初めて意識するようになりました。
このように、当たり前と思って認識していなかった自然に小さな感動を覚えるようになり、人生に彩りが生まれた、と当時を振り返って感じています。

写真に興味を持ち、初めてコンパクトデジタルカメラを購入して写真を始める前は、
部活でやっていたテニス以外特に趣味はありませんでした。
アルバイトで社会経験を積みつつ、ゲームとテニスを繰り返すだけの毎日でした。
そのような生活の中、割の良いアルバイトで、年末年始の繁忙期に派遣で家電量販店にてインクジェットプリンターを販売する仕事にありつきました。
インクジェットプリンターは写真が綺麗に印刷できることを売りにしていたのですが、当時の自分は写真の「トリミング」の意味も知らず、顧客の前で四苦八苦しながら販売していました。
そのような中で、うまく説明できるようになりたい!という意欲と、自分が好きだった鳥「ハクセキレイ」を写真に収めてみたい欲求にかられ、初めてのカメラの購入に至りました。
それ以降、ハクセキレイを追いかけるついでに他の鳥を発見して撮影してみたり、周囲にある花などを試しに撮影するようになりました。
野鳥や花の写真を撮影し、プリンタで印刷するうちにコンパクトカメラの画質だけでは満足できなくなり、バイト代をはたいて初めてニコンの一眼レフカメラを購入するに至りました。
そして、野鳥撮影用に望遠レンズを、花の撮影用にマクロレンズを・・・とレンズの購入を進めるうちに沼にはまり、今に至ります(笑)
気づけば何十万枚も撮影し、あっという間に15年以上経過した次第です。あのとき、もしアルバイトをしなかったら、今とは全く違う人生を歩んでいたと思います。
このように、カメラは人の人生をさらに彩り豊かなものにする力があります。皆様にも是非オススメしていきたいです!