カメラのレンズの名前(表記)について
カメラのレンズを初めて購入してみたいけど、レンズの名前が長すぎて何を意味しているのかわからない!と感じる方が多いと思います。
私も、初めてレンズを購入するときにレンズのカタログを読んでも??でよくわかりませんでした。なので、当時はカメラ雑誌などで自分で勉強してレンズの表記について学び、レンズを購入しました。
このページでは、各メーカーで微妙に異なる表記も含めて解説し、レンズの選択への一助となればと考えています。
★レンズの名前の表記について
例えば、ニコンのレンズの表記では
AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
という商品があります。名前が長くて何を書いているのかわからないですね。翻訳すると下記図1のようになります。

図1 レンズの表記の意味(ニコン Fマウントレンズ)
これらの表記は、メーカーによっても異なります。(さらにややこしい・・)
例えば、ソニーのレンズの表記では、翻訳すると下記図2のようになります。

図2 レンズの表記の意味(ソニー Eマウントレンズ)
色々な意味が書いてありますが、まずは焦点距離とf値を抑えましょう。この2つを押さえれば70点はとれます。
それらの次に重要な表記として、「手ぶれ補正機能付き」に関する表記があります。この機能は、暗いところなどシャッタースピードが担保できない環境で撮影する際に重宝します。
自身の手の振動に応じてレンズの中の機械が動き、ファインダーを除いた際もブレが少なく安定した状態で撮影に臨むことができます。
「手ぶれ補正機能付き」というレンズ表記はニコンではVR、ソニーではOSSでメーカーによって異なるのが注意点です。メーカーのHPやカタログを見るときには手ぶれ補正機能に関する記述を見ておきましょう。
なお、VRやOSSなどの表記がないレンズは手ぶれ補正機能がついていないレンズとなります。f値が小さいレンズは暗い環境でもシャッタースピードが担保しやすいので、手ぶれ補正機能はついていないレンズがほとんどです。
今回の解説は以上です。
それでは、また!